2018 - WED

12/12

13:30 ~ 17:30

CCMSハンズオン: HΦ講習会

東京大学柏の葉キャンパス駅前サテライト205号室

千葉県柏市若柴178-4-4

開催趣旨

量子多体系を記述する広汎な量子格子多体ハミルトニアンに対する、 ランチョス法および熱的純粋量子状態を用いた基底状態および有限温度物性計算のための高効率かつ大規模並列対応の汎用アプリケーションであるHΦの講習会を12/12(水)13:30-17:30に東京大学柏の葉キャンパス駅前サテライトで行います。 今回の講習会では、HΦを用いた量子格子模型のシミュレーションに興味のある方を対象に、 HΦの概要と基本的な使い方を、PC上と物性研究所のスーパコンピューター上で、実際にHΦに触れていただきながらお伝えします。また、2018年9月にリリースされたHΦ ver3.1の新機能(実時間発展法など)についても紹介します。 実験研究者や大学院生のご参加を歓迎いたします。

 

講師: 山地洋平 (東大院工)、三澤貴宏 (東大物性研)、吉見一慶 (東大物性研)、井戸康太(東大物性研)

 

開催要項

会場:
東京大学柏の葉キャンパス駅前サテライト205号室
住所:
千葉県柏市若柴178-4-4
日時:
2018年12月12日 (水) 13:30 ~ 17:30
募集人数:
10人

参加申し込み

申し込みは終了しました。

対象者

・HΦを用いた量子格子模型のシミュレーションに興味のある方

・物性研スパコン上での計算に興味のある方

・UNIXでのファイル操作、編集、コマンドの実行等に慣れていることが好ましい

・並列計算、プログラミングの経験は問いません

プログラム

 
13:30 14:00 HΦの概要 (プログラムとインストール、アルゴリズムの解説)
14:00 14:30 MateriAppsLIVE!を使用した実演 (実時間発展)
14:30 14:45 新機能の紹介(実時間発展)
14:45 15:00 休憩
15:00 15:30 物性研スパコンでの使用方法の解説
15:30 17:20 演習
17:20 17:30 今後の将来展望

 

事前準備

計算実習はMateriApps LIVE! (https://ma.issp.u-tokyo.ac.jp/app-post/291) を用いて行います。

計算実習のためにノートパソコン(Mac OS X, Linux, Windowsなど)をご持参ください。

お手持ちのノートPCにあらかじめ VirtualBox のホームページ

https://www.virtualbox.org/wiki/Downloads から、

ご使用の OS (Windows, Mac OSなど)に応じたファイルをダウンロードし、インストールしておいてください。

当日は、VirtualBox 上で動作する MateriApps LIVE! (USBで配布)を用いて講習を行います。

Windows10 Homeでは、CPUの仮想化機能がオフになっていることがあるため、MateriApps LIVE!のインポートに失敗することがあります。その場合は、以下の対処方法をお試しください。

https://github.com/cmsi/MateriAppsLive/wiki/FAQ#virtualbox

 

主催

計算物質科学研究センター(CCMS)

共催/協賛

TIA“かけはし”「計算科学とデータ科学の連携による実験データ高度解析手法の社会実装」(東大、AIST、NIMS、筑波大、KEK)

その他

受付締切: 12/7(金)

お問い合わせ

東京大学物性研究所計算物質科学研究センター(CCMS)
〒277-8581 千葉県柏市柏の葉 5-1-5
TEL 04(7136)3279 / FAX 04(7136)3441
email adm-office[at]cms-initiative.jp