2017 - WED
12/20
13:00 ~ 16:30
CCMSハンズオン: RESPACK講習会 (TIA“かけはし”連携講座)
会場: 東京大学柏の葉キャンパス駅前サテライト205号室
開催趣旨
RESPACK は物質の相互作用パラメータを評価する第一原理計算ソフトウェアであり, 最局在ワニエ関数, RPA応答関数, 周波数依存電子間相互作用パラメータが計算可能です。ノルム保存型擬ポテンシャル+平面波基底を用いるバンド計算に対応しており, xTAPP および Quantum ESPRESSO に関して, バンド計算出力から RESPACK 入力への自動生成スクリプトが用意されています。金属, 半導体, 遷移金属化合物, 有機化合物など広範な物質群に対して計算実績があります。OpenMP / MPI に対応しており, 研究室の計算機環境や物性研システムBで利用可能です。
今回の講習会では,RESPACKによる上記の物理量の計算に興味をお持ちの方を対象として,ソフトウェアの概要と基本的な使い方についての講義,MateriApps LIVE!を用いた計算の実行,結果の可視化に関する実習を行います。実験の方・大学院生の参加も歓迎します。RESPACKのより詳細な情報は以下のページご覧ください。
http://ma.cms-initiative.jp/ja/listapps/respack/respack
講師:中村和磨 (九州工業大学大学院工学研究院基礎科学研究系)
開催要項
- 会場:
- 会場: 東京大学柏の葉キャンパス駅前サテライト205号室
- 日時:
- 2017年12月20日 (水) 13:00 ~ 16:30
- 定員:
- 8人
参加申し込み
申し込みは終了しました。
対象者
・RESPACKを用いた物質の相互作用パラメータ評価に興味のある方
・UNIXでのファイル操作、編集、コマンドの実行等に慣れていることが望ましい
・並列計算、プログラミングの経験は問いません
・RESPACKで計算したい物質について相談したい方
プログラム
13:00-14:00 RESPACKの概要
14:00-14:30 MateriApps LIVE!のインストール・RESPACKの実行 (実習)
休憩
15:00-16:30 RESPACKを用いた演習および結果解析
事前準備
実習はMateriApps LIVE! (http://ma.cms-initiative.jp/ja/aboutus/try_apps/o05upl を用いて行います。ノートパソコン(Mac OS X, Linux, Windowsなど)をご持参下さい。または、実習のためのノートパソコンを貸し出すことも可能ですので、希望する方はご連絡下さい。
お手持ちのノートPCを使用する場合は、あらかじめ VirtualBox のホームページ https://www.virtualbox.org/wiki/Downloads から、ご使用の OS (Windows, Mac OSなど)に応じたファイルをダウンロードし、インストールしておいてください。また、MateriApps LIVE! (http://ma.cms-initiative.jp/ja/aboutus/try_apps/o05upl ) もダウンロードしておいて頂けるとスムーズに演習問題に取り込むことができます。
VirtualBox, MateriApps Live!の インストール方法は以下のページを参考にしてください。http://pcoms.issp.u-tokyo.ac.jp/misc/installmateriapslive/at_download/file インストールが事前にうまくいかない場合は, お問合わせ頂くか、演習当日に早めにきて頂ければ対応することができます。
共催/協賛
TIA“かけはし”「計算科学とデータ科学の連携による実験データ高度解析手法の社会実装」(東大、AIST、NIMS、筑波大、KEK)
お問い合わせ
東京大学物性研究所計算物質科学研究センター(CCMS)
〒277-8581 千葉県柏市柏の葉 5-1-5
TEL 04(7136)3279 / FAX 04(7136)3441
email adm-office[at]cms-initiative.jp