2020 - THU ~

04/0204/03

13:00 ~ 17:00

延期になりました/物性研究所スパコン共同利用・CCMS合同研究会「計算物質科学の新展開2020」

東京大学物性研究所 大講義室(6階)

千葉県柏市柏の葉5-1-5

開催趣旨

東京大学物性研究所では計算物質科学の発展のためにスーパーコンピュータ・システムB(通称 sekirei, 20157月より運用開始)とシステムC(通称 enaga, 20181月より運用開始)を広くコミュニティに提供し、スーパーコンピュータの全国共同利用施設としての活動を展開している。本シンポジウムは共同利用スパコンやソフトウエア開発・高度化プロジェクトの利用者による成果報告会と、計算物質科学研究センター(CCMS)の活動報告会を兼ねた計算物性科学コミュニティによる合同研究会である。システムBはまもなく5年間の運用を終え、性能の高い新機種に更新されるため、多数の研究成果の創出が期待される。またシステムCは稼働から2年ほどが経過し、本格的な活用が行われている。計算物質科学研究センターの活動としても、2020年はポスト「京」プロジェクトが終わり、新たに「富岳」プロジェクトが始まるため、計算規模の飛躍的向上に伴う研究の新展開が見込まれる。

 

最近、エクサフロップス級の計算機が登場し、超大規模計算やハイスループット計算技術がますます高度化している。また機械学習やデータ駆動科学の方法が、物性研究に浸透している。さらに、量子計算機の利用を想定したアルゴリズムの研究も着々と発展している。これらの最近の動向を踏まえ、これからの10年で計算物質科学にどの様な新展開が期待できるのか、また期待だけでなく、現状を正しく理解し、どの様な方向で計算科学の研究を展開していくべきか、情報を交換しながら議論する場を提供したい。

 

開催要項

会場:
東京大学物性研究所 大講義室(6階)
住所:
千葉県柏市柏の葉5-1-5
日時:
2020年4月2日 (木) 13:00 ~ 2020年4月3日 (金) 17:00

参加申し込み

申し込みは終了しました。

プログラム

 

4月2日(木)
13:00~14:00 船守美穂(国立情報学研究所)

世界のオープンサイエンスの動向ー研究データの管理と利活用に向けて

(特別講演)

データリポジトリセッション

座長 杉野修

14:00~14:30 吉見一慶(東京大学)

計算物質科学でのデータ利活用に向けて~物性研究所データリポジトリ運用に向けた取り組みの紹介

14:30~14:50 休憩
14:50~15:10 野村悠祐(理化学研究所)

機械学習を用いた2次元J1-J2ハイゼンベルグ模型の研究

座長 野口博司
15:10~15:30 河村光晶(東京大学)

スピン揺らぎおよびスピン-軌道相互作用を考慮した超伝導密度汎関数理論の精度検証

15:30~15:50 松本正和(岡山大学)

氷の水素結合が生みだす意外な性質

15:50~16:10 中村壮伸(産業技術総合研究所)

物理的に妥当な自由エネルギー地形の定義

16:10~18:00 ポスターセッション
18:00~ 懇親会
4月3日(金)
9:40~10:00 福島鉄也(東京大学)

KKR法を用いた有限温度におけるホイスラー合金の電子状態と伝導特性

座長 井戸康太
10:00~10:20 笠松秀輔(山形大学)

拡張アンサンブル法・第一原理計算結合フレームワークによる固体中の配置不規則性の大規模サンプリング

10:20~10:40 大久保毅(東京大学)

テンソルネットワーク法による量子スピン模型の基底状態計算

10:40~11:00 大槻純也 (岡山大学)

動的平均場理論による非局所相関の計算とGPU化

11:00~11:20 休憩
11:20~11:40 石井史之(金沢大学)

第一原理計算による異常輸送現象の研究

座長 尾崎泰助
11:40~12:00 篠田渉 (名古屋大学)

粗視化分子動力学法による脂質膜相分離、抗菌ペプチド作用の研究

12:00~12:20 東後篤史(物材機構)

AiiDAというテクノロジについて

12:20~13:20 昼食
13:20~13:50 福田将大(東京大学)

(井戸康太(東京大学))

スパコン更新

機種更新など
13:50~14:10 志賀基之(原子力機構)

階層的並列化された第一原理経路積分計算

座長 福田将大
14:10~14:30 陣内亮典(豊田中研)

アクティブラーニングによる機械学習力場自動生成とその応用

14:30~14:50 越野幹人(大阪大学)

モアレ2次元物質における電子およびフォノンの理論

14:50~15:10 休憩
15:10~15:30 榊原寛史(鳥取大学)

第一原理バンド計算からの有効模型導出の新手法

座長 川島直輝
15:30~15:50 渡辺豪(北里大学)

分子シミュレーションによる液晶の微視的描像解明

15:50~16:10 福田将大(東京大学)

DFTを用いた2次元表面物質の網羅的構造探索と評価方法

16:10~16:30 井戸康太(東京大学)

変分モンテカルロ法を用いた強相関電子系における動的構造因子の計算法

16:30~ クロージング

主催

東京大学物性研究所スーパーコンピュータ共同利用、計算物質科学研究センター

その他

□協賛

計算物質科学人材育成コンソーシアムPCoMS

□所内組織委員

尾崎泰助、川島直輝、杉野修、野口博司、福島鉄也、樋口祐次、森田悟史、春山潤、河村光晶、福田将大、井戸康太

□プログラム編成協力者
大槻純也(岡山大学)、合田義弘(東京工業大学)、黒木和彦(大阪大学)、濱田幾太郎(大阪大学)、高野宏(慶応義塾大学)

お問い合わせ

Keisan-20@issp.u-tokyo.ac.jp