2021 - MON

02/22 ,

2021 - WED

02/24

物性科学におけるデータ科学の今と未来

東京大学物性研究所 オンライン開催

千葉県柏市柏の葉5-1-5

開催趣旨

近年、物質科学の課題解決へのアプローチとして、理論科学、実験科学、計算科学に加え、データ科学が活用されてきている。データ科学を活用することで、新しいシミュレーション方法の構築、データの高精度化、物質探索の加速などの応用研究が進められている。その一方で、基礎となるデータを今後どのように管理し、再活用していくかという点も重要になりつつある。

本ワークショップでは、物性・生命化学系のデータ科学手法を用いた最先端の応用事例および、データの利活用という観点からデータベース構築及びその保持、連携に関する取り組みに関して意見交換を行う。さらに、これらの事例をもとに、パネルディスカッションを行い、データを切り口に今後どのようなフレームワークが構成され、また今後の応用研究 へと発展していくかについての議論する。

初日は物性・生命化学系の分野における機械学習の応用研究を紹介す る。2日目はデータリポジトリ・データベース関連に関する最先端の取り組みについて紹介する。これらの事例をもとに、パネルディスカッションでは、データを切り口に今後どのようなフレームワークが構成され、また 応用研究へと発展していくかについての議論を行う。

要事前登録 (定員に達し次第参加受付を締め切らせていただきます)
参加申込期限
  一般:2021/2/19(金) 17:00
  招待講演/ポスター発表希望者:2021/2/15(月) 24:00
招待講演/ポスター発表希望者は参加申し込み時に250字程度の要項をご提出ください。

招待講演・ポスター講演の申し込みは終了いたしました。
一般参加の申し込みは終了いたしました。

開催要項

会場:
東京大学物性研究所 オンライン開催
住所:
千葉県柏市柏の葉5-1-5
日時:
2021年2月22日 (月) , 2021年2月24日 (水)
定員:
200人
参加費用:
無料

参加申し込み

申し込みは終了しました。

対象者

・物性科学および機械学習・データ科学分野に興味のある研究者・学生

・Web会議システム Zoomとチャットツール Slackにアクセスできる環境の方

プログラム

 

2月22日(月)
13:00~13:05 森 初果(東京大学 物性研究所)

はじめに

座長 川島 直輝
13:05~13:50 常行 真司(東京大学大学院理学系 研究科

マテリアルズインフォマティクスの近況について

13:50~14:00 休憩
14:00~14:30

土師 将裕(東京大学 物性研究所)

圧縮センシングによる走査トンネル顕微鏡の高精度測定

座長 杉野 修
14:30~15:00 木村 隆志(東京大学 物性研究所)

機械学習を利用したコヒーレント回折イメージング高度化の試み

15:00~15:30 田村 亮(東京大学大学院新領域創成科学研究科, 物質・材料研究機構

ベイズ最適化と材料・物性研究への応用

15:30~15:45 休憩
15:45~16:15 尾崎 泰助(東京大学 物性研究所

網羅計算による結晶構造探査

座長 井戸 康太
16:15~16:45 杉野 修(東京大学 物性研究所)

粒子密度の機械学習と密度汎関数理論

16:45~17:00 休憩
17:00~17:30 寺山 慧(横浜市立大学)

クライオEM密度マップからの生体分子ダイナミクス情報推定-データベース・シミュレーション・機械学習の融合-

座長 野口 博司
17:30~18:00 井上 圭一(東京大学 物性研究所)

タンパク質のボトムアップ機能向上への機械学習法の応用

18:00~19:00 ポスター発表 座長 福田 将大
19:00~ オンライン懇親会
2月24日(水)
10:00~10:30 桂 ゆかり(物質・材料研究機構)

Starrydata: 論文中のグラフから集めた材料実験データのデータベース

座長 田村 亮
10:30~11:00

徐  一斌 (物質・材料研究機構)

ビッグデータ時代の材料データベース

11:00~11:30 田浦 健次朗(東京大学 情報基盤センター

mdx: データ科学・データ駆動科学のための大学の情報基盤とコミュニティ創成を目指して

11:30~11:50 小川 浩司(文部科学省)

マテリアルDXプラットフォーム構想実現のための取り組み

座長 古宇田 光
11:50~13:00 休憩
13:00~13:30 小林 洋平 (東京大学 物性研究所)

レーザー加工の学理探索におけるデータ科学

座長 福島 鉄也
13:30~14:00

三宅 隆 (産業技術総合研究所)

データ駆動手法による遷移金属合金の探索と理解

14:00~14:30 知京 豊裕(物質・材料研究機構)

データ駆動型材料研究の潮流と自律的材料探索の可能性

14:30~14:45 休憩
14:45~15:15 福島 鉄也(東京大学 物性研究所)

高速・高精度の第一原理計算を用いたハイスループットスクリーニング手法の開発
~不規則系物質への応用~

座長 尾崎 泰助
15:15~15:45 庄司 哲也(トヨタ自動車株式会社)

物質材料の研究開発のDXとデータ利活用の現状と課題

15:45~16:00 休憩
16:00~17:00 パネルディスカッション ~データの扱い方・質の確保に向けて~

  • 小林 洋平 (東京大学 物性研究所)
  • 田村 亮(東京大学大学院新領域創成科学研究科, 物質・材料研究機構)
  • 桂 ゆかり (物質・材料研究機構)
  • 庄司 哲也(トヨタ自動車株式会社)
座長 吉見 一慶
17:00~17:05 川島 直輝(東京大学)

終わりに

  • 講演時間
    • 45分 (35分講演+10分質疑応答)
    • 30分 (25分講演+5分質疑応答)
    • 20分 (15 分講演+5 分質疑応答)

事前準備

本オンライン研究会では、Web会議システム Zoomとチャットツール Slack を使います。
Zoomは以下のリンク先でテストをすることができますので、使われたことがない方は
あらかじめ試していただくことをお願いします。
https://zoom.us/test

Slackはポスターセッションで使われます。ポスター発表希望者は2/22(月) 12:00までにポスターをSlackの指定されたチャンネルにアップロードしてください

ZoomやSlackのアカウントを事前に作成する必要はございません。
研究会で使用するZoomリンクやSlackワークスペースの詳細は参加申込締切後(2/19)にメールにてお知らせいたします。

*ポスターセッションやオンライン懇親会ではZoomのブレークアウトルームを使用する予定です。お使いのZoomが最新ver.(5.4.4以降)にアップデートされていない場合、スライド共有・ルーム移動に不具合が起こる可能性があります。また、Zoom最新ver.は自動ではインストールされないので、手動でのアップデートが必要です。研究会に参加される皆様は現在お使いのver.をご確認いただき、Zoom最新ver.を使って研究会に参加していただくようお願いいたします。

主催

東京大学 物性研究所 物質設計評価施設 設計部

共催/協賛

東京大学 物性研究所 スーパーコンピュータ共同利用、計算物質科学研究センター

その他

□組織委員

川島 直輝(東京大学物性研究所・教授)

尾崎 泰助(東京大学物性研究所・教授)

杉野 修(東京大学物性研究所・教授)

野口 博司 (東京大学物性研究所・准教授)

福島 鉄也(東京大学物性研究所・特任准教授)

井戸 康太(東京大学物性研究所・助教)

福田 将大(東京大学物性研究所・助教)

吉見 一慶(東京大学物性研究所・特任研究員)

田村 亮 (東京大学大学院新領域創成科学研究科・講師、物質・材料研究機構・主任研究員)

 

お問い合わせ

mlwork2021@issp.u-tokyo.ac.jp