2018 - MON

08/27

“ポスト「京」重点課題(7) サブ課題G 第9回「共通基盤シミュレーション手法 」連続研究会 「計算科学による分光理論の進展 ~SPring-8との連携を目指して~」”

SPring-8 萌光館

開催趣旨

SPring-8の放射光を用いた表面・界面・ナノ系・強相関系の多彩な実験データを精密に解析し、その背後のある本質を見極める理論研究が求められている現在、第一原理計算手法や多体電子系計算手法による最新の大規模数値シミュレーションを用いた分光理論が着実に進展している。本研究会では、様々な系に対する計算科学による分光理論の進展を議論することで、放射光実験と計算科学の連携・交流、をさらに推進する。

開催要項

会場:
SPring-8 萌光館
日時:
2018年8月27日 (月)

参加申し込み

申し込みは終了しました。

プログラム

10:05-10:10 はじめに 坂井 徹(兵庫県立大学)

座長:櫻井 吉晴 (JASRI)
10:10-10:40 篠原 康(東京大学)「密度汎関数理論に基づいた電子ダイナミクスシミュレーションで探る電子状態・電子格子相互作用」
10:40-11:10 松田 巌(東京大学)「X線自由電子レーザーによる元素選択的非線形光学応答の検出」
11:10-11:40 小口 多美夫(大阪大学)「Theoretical prediction of the RIXS spectra of Mn2VAl」
11:40-12:10 山上浩志(京都産業大学)「希土類およびアクチノイド系列におけるイオン半径の第一原理的計算と予測」

昼食

座長:小口 多美夫 (阪大)
13:10-13:40 石河 孝洋(物質・材料研究機構) 「水素化物高温超伝導体の探索と放射光実験への期待」
13:40-14:10 宮脇 淳(東京大学)「軟X線RIXSの新しい方向 ー回折との融合ー」
14:10-14:40 石井 賢司(量子科学技術研究開発機構)「共鳴非弾性X線散乱による銅酸化物の電荷・スピン励起の観測」
14:40-15:00 遠山 貴巳(東京理科大学)「動酸化物高温超伝導体のストライプ秩序とRIXS」

休憩

座長:遠山 貴巳(東理大)
15:20-15:50 魚住 孝幸(大阪府立大学)「不純物模型に基づくX線分光解析の進展と偏光依存性の理論」
15:50-16:20 岡田 耕三(岡山大学)「バナジウム酸化物の内殻光電子分光理論」
16:20-16:40  野村 拓司(量子科学技術研究開発機構)「LaCoO3における磁性相関と共鳴非弾性X線散乱の理論」
16:40-17:00  筒井 健二(量子科学技術研究開発機構)「一次元引力型ハバード模型に対するRIXSスペクトルのクラスター計算」

主催

SPRUC理論研究会 SPring-8シンポジウム・サテライト研究会

共催/協賛

ポスト「京」重点課題 (7)

お問い合わせ

兵庫県立大学 坂井徹 sakai[at]spring8.or.jp
東京理科大学理学部 遠山貴巳 tohyama[at]rs.tus.ac.jp